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英語の語順を理解する - 英語リスニング上達方法 - 



ほとんどの方は5文型(例:S + V + O + C)をご存知と思います。「知っているけどあまり役に立たない」と思っている方もいるかもしれません。でも、語順構造を理解することはリスニングにとても役立ちます。

日本語には助詞(てにをは)があり、語順はあまり重要ではありませんが、英語は語順がとても重要です。ただし、英語の語順のルールはそんなに難しくなく、ほとんどの文は5文型で表せます。

英語を聞いて理解するためのは、言葉を聞いた順に理解する必要があります。リーディング時は後ろから訳すこともできますが、リスニング時にはそんなことはできません。どのような役割の言葉がどのような順に現れるかを知っていれば、英語をリスニングしながら、順に理解ができるはずです。

「すべて正しく理解している単語で構成されている文なのに意味がわからない」といった場合は、この5文型の考え方を応用すると意味がわかりやすくなります。

ここでは5文型の考え方を応用して文の語順構造を考えます。
正確な文法としての5文型と少し異なるかも知れませんので、ここでは語順構造イメージとします。
(語順構造イメージの目的は、細かい文法の定義ではなく、リスニングのために語順構造を把握することです。)


語順構造イメージの考え方は次の3つです。

● 文は主要部である『S〔主語〕V〔述語(動詞)〕O〔目的語〕C〔補語〕』と
  
修飾部から構成される。(O/C/修飾部は含まれない場合がある。)

● 文の
主要部Sで始まる。S修飾部が含まれている場合はVが出てくるまでSが続く。
  
S+Vまでで文が完成していない場合は次にOまたはCが続く。

修飾部は文を含む場合(S/V/O/C/修飾部を含む場合)がある。



キング牧師の有名な演説の最初の部分を使って語順構造イメージの例を示します。

I am happy to join with you today in what will go down in history as the greatest demonstration for  freedom in the history of our nation.

(訳例:今日、我が国の歴史の中で、自由のための、最も偉大なデモンストレーションとして歴史に残るできごとに、あなた達と一緒に参加できて幸せです。)

この文の主要部修飾部を次のように考えます。

S = “I”
V = “am”
C = “happy”
修飾部@= ”to join with you today”
修飾部A= ”in what will go down in history as the greatest demonstration for freedom in the history of our nation.”


ここで、修飾部Aを更に主要部修飾部に分解してみます。

S2 = “what”
V2 = “will go down”
修飾部B= “in history”
修飾部C= “as the greatest demonstration”
修飾部D= “for freedom”
修飾部E= “in the history of our nation”

※ 既出の S,V と区別するために S2,V2 としています。


文全体の語順構造は次のようになります。

S + V + C + @ + S2+V2+ B+ C+ D+ E 】

I am happy + to join with you today + 【 in what will go down + in history + as the greatest demonstration + for  freedom + in the history of our nation. 】


演説の続きです。

Five score years ago, a great American, in whose symbolic shadow we stand today, signed theEmancipation Proclamation.

(訳例:100年前、ある偉大なアメリカ人(その人の象徴の影の中に我々は立っている)は奴隷解放宣言に署名しました。注:偉大なアメリカ人とはリンカーンのこと)

emancipation [ɪmænsəpeɪʃən]:(奴隷などの)解放
proclamation [prɑkləmeɪʃən] :宣言

この文の主要部修飾部を次のように考えます。

修飾部@ = “Five score years ago”

S = “a great American, in whose symbolic shadow we stand today”
V = “signed”
O = “the Emancipation Proclamation”

S修飾部A = “in whose symbolic shadow we stand today” を含んでいると考えます。( V までを S と考えます。)


ここで、修飾部Aの部分を更に主要部修飾部に分解してみます。

修飾部B = “in whose symbolic shadow”
S2 = we
V2 = stand
修飾部C = “today”

※ 既出の S,V と区別するために S2,V2 としています。


文全体の語順構造は次のようになります。

@ + S + 【 B+ S2 +V2+C + V + O

Five score years ago, a great American,【 in whose symbolic shadow we stand today , signed the EmancipationProclamation.

主要部だけを抜き出すと次のようなシンプルな文になります。

A great American signed the Emancipation Proclamation.



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関連サイト:

キング牧師の演説の音声 - American Rhetoric: The Power of Oratory in the United States -

英文読解上達法:英語構造を読む - 桜の英語教室 -

初心者にやさしい英語ニュースVol.2

動詞型 (英語) - ウィキペディア -






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